2022.07.17 草取り2回目
2022.07.17 草取り2回目
この日は田んぼの草取り、2回目です。
主に生えてくるのはコナギやオモダカ。放置すると大量に繁茂します。これをそのうち稲の葉が黄色くなってくるのですが、稲のため養分が足りなくなってくるのですね。それを葉の色で教えてくれる。そうなる前に生えてきた草を手で取り除きます。
この日見たのはコナギが多かったです。中腰でひたすら草をとるのですが、翌日は太もも裏が筋肉痛になります。
とった草は堆肥場に持っていき、3年ぐらい寝かせます。土に返し、肥料として田んぼに戻す。化学肥料は一切使わず、循環させています。
田んぼの周辺には夏の虫も。写真はニホントビナナフシにヨツスジトラカミキリです。どちらも擬態する虫。
ニホントビナナフシは隠蔽擬態と呼ばれる擬態です。植物の枝や葉を真似て、目立たなくして天敵の目を逃れる。
それに対してヨツスジトラカミキリはベイツ型擬態と呼ばれる擬態です。毒を持つハチに姿を似せることで、捕食者に警戒させて逃れる。虫たちも生き残るために色々と工夫しています。
アケビコノハの幼虫
クロメンガタスズメの幼虫
クロコノマチョウ
オスグロトモエ
田んぼの草取りを手伝ってくれた子どもたちへのお礼。里山の森で夏の夜の生き物探し。
まだ夏休み前でしたが、一足先に夏休み気分。見つけた生き物はたくさんで、トンボやチョウが眠っている様子なども観察できました。
クワカミキリ
ヒグラシの幼虫
ウスバカミキリ
アカイラガ幼虫